なんとかの乙女は心が弱い
親として、数十年長く生きてきた人としてこれだけは言いたい、これだけは、もう本当にこれは言いたいってことをたまに子どもに言う。「わかった」って言ってくれる子には言いやすいけど「じゃあそれするとどんな得になるの?」って言われると心折れる。心折れて気分が悪くなるのを忘れてたまにやるけど、いつも本当に言わなきゃいけないこと以外は言わないようにしてる。
ここまで大きくなったらあとは自分で考えて自分で判断して、失敗したら自分の責任だと思って生きてくれたらいい。そこで納得して口を出さないようにしてる。でもたまに口出しちゃうんだよ。やってしまった。心折れた。くそっ。
ああモヤモヤがなかなか消せない。でもたまにここで吐き出せばいいのか。私の人生じゃない。好きに生きたらいい。
私だってあれもこれもやめてきたしね。
それでも今なんとかやれてるしね。
私以外私じゃないよ。